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目の前のできることを、ゆっくり、全力で


Nさん 合格校:慶應義塾横浜初等部、成蹊小学校


合格にたどり着くまで、本当に波乱万丈でした。

年少の11月までは、大手のお教室で体操だけを受講していました。ペーパーはやったことがなく、○や△や×もきれいに書くことができず、問題に取り組む以前に運筆の練習を毎日やることから始めました。

マイペースで不器用だったので、何をするにも人より何倍も何倍も時間がかかるタイプでしたが、人一倍努力すればどんな形であれ実を結ぶと信じてやりました。先生方は子どもに怒りすぎてしまう親の性格もよく理解したうえで、息子のペースを見守りながら力をつけてくださり本当に有り難く、安心していました。

ところが年長の6月以降、コロナ禍による休園後からの不規則な分散登園や、習い事が一気に始まったことで、息子は環境の変化に全くついていけなくなりました。習い事へも「行きたくない」と言い始め、「夏が勝負!!」と思っていた私は、ショックと焦りで親としてもつらい日々を過ごしました。そのとき、「今できることをゆっくり、全力でやりましょう」と先生方は前向きな言葉で私の心に寄り添ってくださいました。
残り5か月に迫る頃、先生のアドバイスもあってペーパー学習を一切行わず、体操、絵工作の強化にシフトチェンジ。体操もメンタル面を配慮してくださり楽しくご指導頂きました。夏期講習でも先生の勧めでペーパー学習はしない方向で決めました。

夏の終わりには遅れを取り戻すかのように、先生と私より長く時間を過ごした息子でしたが、先生と2人で冗談を言い合う姿を目にして、ここまで信頼関係ができたのかと思うと涙が止まりませんでした。たくさんの心配をおかけしたなか、合格という恩返しができたかなと心からほっとしています。